タイで就活する前に知っておきたいこと10個 -前篇


Posted on Mar 25, 2016



タイでの就職する前に、就職の状況などを簡単に把握しておきましょう。

これらを抑えておけば、就職のプロセスの上で、何を採用担当者が考えているのか、なぜ対応が日本と違うのかなど、納得した上で対応がすることが出来ます。


1 タイは現在若干不景気な状態


タイは自動車産業が盛んで、日本の自動車系の企業も、その下請けの企業もまとまって、タイの工業団地を形成しています。そのなかで、タイの自動車生産台数はタイの経済の状況を示すのに良い指標になる、と言われていますが、こちらの記事のとおり、最近は自動車の生産台数が減少していることがわかります。すべて直結するわけではありませんが、トレンドとして頭の片隅に入れておいたら良いかもしれませんね。

2 タイに来たい方は増えている


生活環境の良さと、安い物価が日本人にとってかなり良い環境で、タイに来る日本人は年間増えています。こちらはアデコの担当者がタイの不動産に関して知っている方から聞いた話ですが、駐在員の帰任/着任の増減を踏まえても、コンドミニアム需要は純増しており、タイへ移住してきている人が増えている。と考えられています。

3 タイの採用担当は他の部署も兼任している


タイの殆どの企業では日本人が幾つかの役割を兼任していて、採用専門の日本人はあまりいないため、採用のスピードやそのレスポンスが悪いこともあります。

労働許可証などのルールから、日本人の採用人数も制限がある企業もあるため、営業部長の方が面談で人事役することもあるかもしれませんね。

4 採用担当者が直接の同僚や上司になることが多い


ひとつ上と若干かぶることもありますが、タイではやはり会社の中で日本人が少ない企業が多いため、専属の採用担当がおらず日本人の数が社内にそもそも少ないため、あった人のもとで仕事をすることとなる事が多いです。したがって、採用担当者も「一緒に働けるかどうか」といった目線で見ていることが考えられます。

そのままの自分を出して、お互い性格面もマッチしたことを知れた上で採用までたどり着けるので、ミスマッチが少なくなるのでしっかりホンネで話しましょう。

5 タイでの生活水準は上がるが、給与は日本よりも少し下がることが一般的


タイでの就職をされる場合は、駐在の案件はそこまで多くなく現地採用となる場合が多いため、給与は少し下がる事が多いです。現地採用であれば、現地の生活水準に合わせた給与帯となるので、物価が高い日本と比べるとやはり給与も少し安くなります。ですが、タイでの生活をする上ではかなり高所得層になるため、かなり豊かな生活ができるため、額面よりも生活の豊かさで見るとやはりタイでの生活は快適だと感じるでしょう。 ※例: タイ人の新卒の平均給与は2万バーツで、新卒日本人の方でさえ最低3-4万バーツほどになります。タイ人の1.5-2倍ほどの給与で働けると思えば、生活もかなり違うことが想像できるでしょう。

いかがでしょうか。
タイでの仕事について、少しはイメージが湧いたかと思います。これを踏まえて就活をして希望のところに上手に内定がもらえるように、就職活動も意識してみてください!

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