タイ就職活動用 履歴書の書き方


Posted on May 3, 2016



みなさま、こんにちは。
今回の記事ではタイでの就職をお考えの方のために、履歴書を作成するうえで最低限押さえておきたい基本事項をご紹介します。
日本での就職活動の際に履歴書の作成を経験されている方も、ぜひ一度ご確認下さい。


履歴書の書き方


履歴書に問われるのは、「見易さ」と「正確さ」です。経験・実績・就業意欲のアピールは職務経歴書に記載するため、履歴書には必要最低限な情報を簡潔に記載しましょう。
また、履歴書もビジネス文書であるため(株)などの略称は避け、表現は箇条書き、体言止めを使用しましょう。

必要項目の記入


1461644381539

個人情報/学歴・職歴欄



      ①書類提出日(メール送信日・持参日)を記入。



      ②生年月日を含め、年号は西暦に統一。



      ③中学卒業から記入するのが基本。(社会人経歴が長く、職歴が複数ある方は最終学歴のみでも問題なし。)

      学校名、学部・学科名は略さず、正式名称で記入。



      ④「○○㈱」のように略さず、正式名称で記入。

      <OK例>○○株式会社<NG例>○○㈱



      ⑤履歴書では会社の業種や仕事内容の概要程度にとどめ、具体的な内容や実績は、職務経歴書に記載。



      ⑥退職理由は、自己都合の場合「一身上の都合により退社」、倒産や業績不振による人員整理などの場合「会社都合により退社」とするのが一般的。

      ※契約社員など、期間の定められた雇用契約満了による退社の場合は、「契約期間満了のため退社」と記入。ただし、契約更新の話があったが辞退した場合は「一身上の都合により」。



      ⑦合併などで会社名が変更になった場合は、入社当時での名称を初めに記入し、その後にかっこ書きで現在の名称を記入。



      ⑧現職中の場合は「現在に至る」、退職日が決まっている場合は「○月○日に退職予定」と記入。



      ⑨学歴・職歴欄の最終行には必ず「以上」と記入。


資格・スキル欄



      ⑩保有資格は全て記入せず、希望する仕事へのアピール材料になるもののみ記入。※免許・資格名は略さず正確に記入。



      ⑪留学中の経験・勉強中の資格(通学中のスクール)など、希望する業界・仕事へのアピール材料になるものがあれば記入。



      ⑫実際のビジネスシーンを想定した語学やOAスキルを記入。語学は「会話」「読解」「作文」の用途・手段ごとに、OAスキルは使用ソフトごとに業務経験を記入。

      ※その他のスキルとして、以下のようなものも挙げられます。

      <例>マネジメントスキル(部下:○○名/接客対応スキル(第○回接遇コンテスト5位入賞))


本人希望欄



      ⑬本人希望欄は、家庭の事情などやむをえない事情による場合を除き、特に希望のない場合は「貴社規定に準じます」と記入するのが一般的。細かい条件指定や、募集要項にそぐわない希望は、採用側に敬遠されてしまうため控える。

      <NG例>

      ・残業は月10時間まで、1週間では4時間を越えないこと。また水曜日は習い事があるため残業できません。

      ・年収は100万バーツ以上を希望します(募集要項では想定年収60万~80万円となっている)


履歴書のサンプルをダウンロード


履歴書は日本の就職活動で使用される定型フォームを使いましょう。日本では手書記載が一般的ですが、海外の就職活動においてはデータでの記入が便利です。下記より「履歴書」のサンプル(Excel)をダウンロードできます。
履歴書フォーマット(Excelファイル:221KB)

 

今回は履歴書の書き方についてお伝えしました。今後、「職務経歴書」の書き方に関する記事も投稿していきますので、ご期待下さい。

参照:Adecco Japan ウェブサイト

Share to :

facebook twitter linkedin facebook copy

Leave a Comment: