【就職・転職活動中の方必見】タイで求められている求職者像と仕事の種類│タイ就職ノウハウ


Posted on Jan 4, 2017



みなさん、こんにちは。

日ごろ、面談をさせていただいていると、「自分にあった職はみつかりますか?」と聞かれることが多々あります。
多くの方は、タイの求人について情報が少ないため、一歩踏み出せないとお考えではないでしょうか?
その疑問の根幹には「タイの求人と日本の求人とはどう違うのだろうか?」というものがあります。そんな不安を解消するため、アデコで扱っている求人案件の統計を取らせていただきました!
4つのカテゴリを2回に分けて紹介させていただきます。
第1回目は皆様の行う業務に関わる業種、職種での統計になります!

日系企業の進出と業界経験について


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業種については、日系企業の進出が多い業界である上記の求人案件が多いという結果になりました。
タイに進出している企業の大部分は産業機器・自動車関連といった製造業です。それらの会社をサポートする形で建築(工場建設)や物流(輸出入関連)の企業がタイに進出しています。
また、日系企業の進出に伴ってタイで暮らす日本人も増えておりますので、日本人向けにサービス・カスタマーサービス業界も多く進出しています。
そのため上記の業種での求人は多く見られます。

一方で政府とのやり取りや規制が多い化学系や精密部品は、そもそもタイに進出している日本企業が少ないため求人案件も相対的に少ないという結果になっています。
またタイ人が行うことができる対タイ人向けの業種(保険・金融など)に関しては日系企業が進出していたとしても日本人の求人を行うことは比較的少ないです。

ただ、全体的に言えることですが、タイの企業は業界での経験をあまり重視しません。
成功事例を見ていても、同じ業界での転職は7-8割くらいの方は、未経験の業界の企業から内定を得ているようです。
つまり、経験のある業界だけに絞っていると、多くのチャンスを逃してしまうことになります。

 

職種ごとに求められているスキルとは?


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*営業のおける新規とは、日本のようなテレアポや飛び込み訪問というより、新規顧客の対応といった意味合いが濃いです。逆に既存の場合は社内のタイ人スタッフとのコーディネーションの時間が比較的多いものを指しています。

職種に関しては、圧倒的にセールスの募集が多いという結果になりました。
理由としては、日本人の多くの方が英語をあまり上手としないため、営業をかける時に日本語でコミュニケーションを取る必要があるということが挙げられます。
更に日本には、日本人ならではのマナーや商習慣があるため、必然的に日本人が必要になることが多いです。
特に日本人を雇用するに当たって、企業が期待していることは「日本の商習慣を理解し対応できるか」ということです。たとえば「時間とおりに来るのが当たり前、しかし時間通りこれない場合は1本電話を入れる」など、このような習慣をタイ人に根付かせるには時間と労力がかかります。

日系企業の多くが商習慣という感性的な部分で判断しているため、今まで経験されている業種・職種は最も重要視されているわけではなく、違う業種・職種からでも内定をもらえることが多く見られています。タイ就職は新たな職業へのチャレンジができる場ともいえるかもしれません。

一方でエンジニア職種に関しましては、一つのカテゴリーにまとめることが難しく分散していますが、ニーズとしては強くあります。
エンジニア職に関しては「経験が長い」もしくは「スキルが高い」というのが就職できる最優先事項になります。その分、ライバルもあまり多くなく、経験・知識がマッチした案件を気長に待つという傾向があります。

まとめますと、
文系職→未経験の業界・職種であっても、チャレンジしてみて内定の確率を増やす
エンジニア職→あせらずに経験にあった仕事が見つかるのを待つ
*もちろんエンジニアの方でも未経験職種にチャレンジしてみるのもいいですね!!

 

 

タイでの就職に当たっての心構え


いかがでしたでしょうか?
どの統計をとっても現在のタイの景気の影響を受けているのだと感じました。しかし、現在も変わらずタイ就職は新しい挑戦のできる環境となっています。「日本人的な感覚」をもってどんどんチャレンジしていただければと思っています!
新年度の投稿は転職に当たって重要なファクターとなる語学力と給与についての統計になります。
では皆様よいお年をお迎えください!

 

 

 


 


タイ就職ノウハウでは、求職者のみなさまにタイで仕事を探す手助けができるような記事をあげております。就職・転職でもし不安なことやわからないことがあれば、いつでも無料相談を受け付けておりますので、右上の面談フォームからご応募ください。

 

 


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