※新情報あり 服喪中のタイ・バンコク、2017年中国旧正月のイベントについて│タイニュース速報


Posted on Jan 27, 2017



みなさま、こんにちは。森山です。

毎年、中国暦の旧正月になると、バンコクのチャイナタウン『ヤオワラート通り』では通り一帯が人で溢れ、通行規制がかかるほどのイベントが開催されます。しかし、2017年に関しては、昨年の国王崩御の影響があり、ヤオワラート通りでのイベントはキャンセルとなりました。

その代わり、タイの観光省の働きかけによって、2017年1月25日(水)から29日(日)の間、BTSシーロム(Silom)駅近くのルンピニ公園で急遽、祭典が開催されることが決まりました。ルンピニ公園にある10区のうち計8区をチャイナタウンと称し、さまざまなイベントを体験できるようです。また、夜にはライトアップもされ、中国系民族の踊りや独特なパフォーマンスも披露されるそうです。

例年のような大規模なイベントとはならない見込みですが、興味がある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

 

1/27現在の新情報!


以前紹介させていただいた喪服中の中国の旧正月について、新情報が入りましたのでお伝えします。

喪服中のタイでの一般的な服装が黒もしくは白ということなんですが、旧正月の時期に関しては少し違うということを紹介させていただきます。

中国の旧正月では、赤色には良いことが起こるという意味で、主に赤を主体とした色鮮やかな服装が良いとされています。逆に、喪服中だからといって黒色の衣装を着てしまうと、縁起が悪いそうですので、旧正月は1月28日(土)からの4日間は派手な物を着ると良いでしょう。(純タイ人や中国暦の旧正月が関係ない方でも仕事以外は黒や白の服装は控えた方がよいそうです。)

また、いくつか旧正月の慣習を紹介します。
1.中国にも日本のお年玉のようなしきたりがあります。日本では子供がお年玉ももらうばっかりですが、中国では子供が親や年上の従兄弟にみかんを4つ送り、そのお返しとして親は赤い封筒にお金を入れて子供に渡します。既に成人し仕事をしている方に関しては、みかんの代わりに赤い封筒にお金をいれて親に渡します。

2.お仕事に関してですが、中国系企業はほとんどの企業が1週間ほどお休みしています。タイも例外ではありません。また、中華系の方は旧正月は全く仕事をしませんし、休みを取って祖国へ帰省する人もいます。

3.他にも細かい慣習でいうと、旧正月2日前あたりに給料が振り込まれるため、お供え物を買い込んで神や亡くなった親族に捧げます。また、日本でいう大掃除は2日前までに終わらせなければいけなく、大晦日や新年を迎える時には適切ではありません。大晦日には主に新年の願いを込め、新年を迎えると家族とともに旅行にでたりして、仕事や掃除を全くしません。

身近に旧正月を祝う方がいたり、そのような場所に行かれる際には是非参考にしてみてください。

 

 

 

 


 


出典:Chinese New Year Festival cancelled│The Nation

 

 


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