【やってみたシリーズ第一弾】タイで一週間1000THBで生活してみた。
みなさん、こんにちは。西田でございます。
前回の2000THB生活に引き続き、今回は1000THB生活に挑戦してみました!
僕自身、普通の人よりかなり食べるほうなので、いつも以上に食べれないのは本当につらかったです・・・。さて、体を存分に張った1000THB生活、スタートです!
と、その前に少しルール変更があるので確認しましょう。
生活するためのいくつかのルール
・一日に何食食べるかは自由。(毎日3食食べると確実にお金がなくなるため)
・すべて外食でまかなうこと。
・洗濯や家賃、光熱費、交通費などはすべて計算から除く。
・日本から持ってきたインスタント系は命の危険を感じたときだけ食べても良い。
激闘と激動の一週間1000THB生活、スタート!
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まず僕はこの一週間をどう乗り越えるのか計画を立てました。
「一週間で1000THBということは一日130THBずつ使えるということ。しかしそれをやっていたのでは中途半端に満足してしまう可能性があるから、食べれるときに一気に食べよう。」
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0THB |
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50THB |
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200THB |
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150THB |
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200THB |
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200THB |
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200THB |
最終的に上記のプランで決定をし、戦いに備えることとしました。今日は予定通り水のみで過ごしきりました。我ながらよく我慢したなと思います。

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空腹でお腹の音が目立ってきた二日目。昨日全くお金を使わなかったので50THB使えるというだけでも僕には救いにすら思えました。とりあえずこのお金で何かを食べよう、そう思った僕は50THBを握り締め、外へと繰り出します。やはり、買える場所といえば屋台しかないですね。というわけで以前紹介した豚串を購入。(25THB)

あとは会社にある無料の水を供給するための1リットルサイズのペットボトル水(15THB)を買って、ご飯タイム終了です。仕事中は会社の無限に湧き出る?水をペットボトルに移し変えながらなんとか過ごしてました。
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ここである問題が発生しました。昨日オフィスの机の上に、明日水を供給するための空のペットボトルを置いておいたんですがなくなっているではありませんか。これは誰の陰謀なのか、誰かが僕の一週間生活をさらにきついものにしようとしている・・・?不安がぐるぐると渦巻く中、犯人は身近な場所にいました。
「ごみ捨てなどを行う、掃除のおばさんです。」
その一件があり、今日はやけ食いをしました・・・。

職場近くのこのカオマンガイのお店はとても美味しく、いつも多くのお客さんでにぎわっています。

チーズメンチカツ定食。日本さながらの美味しさで、僕のテンションもがんがん上がっていきます。 今日はテンション高いんだね、と言われても不思議ではありません。だってこれだけご飯が食べれるのですから。

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かの有名なマハトマ・ガンジーはこんな名言を残しています。
「人は生きるために食べるもので、味覚を楽しむために食べてはいけない。」
まるで昨日の僕に言われているかのようで、とても猛省しました。ごめんなさいガンジーさん、僕が間違っていました。ガッツリ味覚を楽しんでいました。こんなことでは一週間すごせない。生きるために僕は食べる。そんな決意を心に決めて後半戦に挑みます。
あ、ちなみに今日食べたのがこちら。

クリスピーチキンライス。すごい辛いですが癖になる味です。

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金曜日のタイは普段より、少し騒がしいです。都会の喧騒、とでも言えばいいのでしょうか。人の動きが激しく、みなさんとても楽しそうです。僕もその雰囲気に飲まれてしまい、背伸びをして大盤振る舞いをしてしまいました・・・。ジャンクフード、最高ですね。
ガーリックトースト。これしか入ってないのに100THBは高かった・・・。

ドイツの名物料理、Schnitzel(子牛のカツレツ)。200THB。
合計で300THB!計画はどこへいったのでしょうか。何か起こったときのために貯金していなかったら前回と同じ二の舞でした。
・・・なにかデジャヴを感じますが。(詳細は2000THB生活参照。)

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あと土日で400THBも使えることに感動を覚えた土曜日の朝です。平日のように暮らせばこのまま突破できる・・・!そう思っていた矢先のことです。ラマ9駅のセントラルワールドを歩いていたときのことです。たくさん食べれて、かつ残りのお金で食べれるようなそんな都合のいい店・・・

「ふーん、AKAって焼肉店か・・・。なになに、Regular Courseが399THB。
今の所持金が残り400THB。
え、しかも食べ放題?焼肉ですよ??」
今日は何も食べなくても良い、ただ明日は、明日だけは焼肉を食べるんだと決意した瞬間でした。
思わぬ焼肉との邂逅を終え、きたる1000THB生活最終日の朝を迎えることとなります。

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肉を確実に食べれるという事実を知りながら目覚める朝はなんて気持ちのいいものなのでしょうか。
部屋の掃除をし、洗濯を済ませ、風呂に入り、身も心もピッカピカになったところでセントラルワールドに向かいました。
早速お店に入り、席についた瞬間に注文を頼みます。

肉が届くまで、他のサイドメニューでごまかします。

ようやくきた!一人焼肉なのにおびただしい量の肉、肉、肉。あまりの量にとなりの中国人夫妻からずっと凝視されていました。
ひもじい生活を終焉を迎えると思うと涙と、達成感と、お肉の美味しさが心の中を駆け巡ります。味覚を楽しむために食べて、そうすることで人は生きているって実感できるのだなと思うとガンジーさんの言っていることはひょっとしたら違うかもしれないですね(笑)
というわけで無事、1000THB生活達成です!!!!

1000THB生活を終えての感想とタイで節約することについて
なんとか無事達成はしたものの、やはりひもじい生活を強いられたのには変わりありません。余程の少食の人でないとなかなか厳しいなという体感でした。僕は冒頭でも述べたとおり本当に大食漢ですので、今回の挑戦は前回以上に難しいものでしたが、むしろ食に対する感謝や尊さを改めて確認できたという面では非常にいい経験をしたと思っています。(なんといってもお金にだいぶ余裕ができました。)タイにきて日本以上にいい生活しようと思われる方もいると思いますが、タイでは意識するかしないかで生活のレベルがぐんと違ってきます。自分の送りたい生活レベルをプランニングして過ごすといいかもしれませんね。
次は早いもので最終章、3000THB生活です!いかにリッチに過ごせるのか僕も楽しみです。
タイで一週間3000THBで生活してみた。は2/14に掲載しますのでぜひご覧下さい!
↓一週間2000THBはこちらから。
最後のAKAについてはこちらの記事で紹介しています。