タイ現地採用者向け!VISA申請前に知っておきたいこととは?


Posted on Sep 29, 2016



タイでの採用も決まり一安心するのも束の間、渡航前には様々な準備を行わなければなりません。\n本日は、その準備の中でも特に重要な「VISAの申請」についてまとめてみました。\n企業からVISAを申請するよう言われたけど、どうやって申請すればいいのかよくわからない!という方はぜひご覧下さい。\n

現地採用者が取るビザの種類は?

\nビザの中にはいくつか種類がありますがタイで外国人が働く際には、「Non-Immigrants Visa (Business) ノンイミグラントビザ(Bビザ)」という、入国管理局が許可するビジネス用の入国ビザを取得することになります。\nBビザは、されに幾つかの種類に分けられます。こちらからBビザの詳しい分類をご確認ください。どの分類のビザを取得すべきかは、企業側から指定があります。\nBビザの取得後出国の際に、空港で90日以内の滞在許可が与えられます。労働許可証(ワークパーミット)取得後には、原則として入国日より最長1年の滞在許可の延長が可能です。\n\n[aside]\n
家族と一緒にタイに来たいけど、家族は何ビザを取ればいいの?
\n家族がいる場合は、「Non-Immigrants Visa (Others) ノンイミグラントビザ(Oビザ)」というタイで働く人の家族用の入国ビザを取得できるよう、企業側が手配してくれる時があります。しかし全ての企業が手配してくれるというわけではありませんので、その点が気になる方は採用前に企業側に確認しておきましょう。[/aside]\n

混同しがち、Bビザと労働許可証(ワークパーミット)の違いって?

\nBビザはタイに入国・滞在するために必要なものです。一方で、労働許可証(ワークパーミット)とは、外国人がタイで働く際に取得しなければならないものです。そのため、Bビザを用いてタイに入国した後も、労働許可証がない間は法律上勤務を開始できません。取得の手続きにおいて大きく異なる点としては、取得する場所・タイミングと自分にかかるコストが挙げられます。\n
取得場所・タイミング
\nBビザは基本的にはタイ入国前にタイ国外で取得する必要があります。\n一方で、労働許可証はタイに来た後タイ国内でのみ取得できます。\n\n1464407161054\n
自分にかかるコスト
\nBビザの取得のための書類集め、申請料の負担、大使館への予約・申請など、取得のための準備はほとんど自分でしなければなりません。一方で労働許可証(ワークパーミット)取得のための準備は企業側がほとんど行ってくれるので、特に自分で準備するものは特にありません。タイに行った後に、企業側の指示に従えば取得できます。\n

Bビザ申請の方法

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Bビザ申請に必要なもの

\nビザの申請には必要書類が多くあります。中には集めるのに時間がかかる書類もありますので要注意です。\n

自分で用意するもの

\n赤字のものは自分以外の人の協力が必要なため、準備に時間がかかります。余裕を持って取得の1ヶ月程度前から集め始めましょう。\n
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  • 顔写真2枚(3.5×4.5cm、大使館でも写真撮影可)
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  • パスポート(有効期限が6ヶ月以上有効なもの)
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  • 航空券(eチケット)又はフライト予約確認書のコピー
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  • 申請書(大使館HPからダウンロードできます)
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  • 身元保証書(大使館HPからダウンロードできます)
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  • 身元保証人のパスポートコピー(運転免許証又は保険証でも可※余白に直筆署名が必要)
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  • 最終学歴の卒業証明書英文原本
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  • 最終雇用先からの在職/退職証明書原本
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  • 申請料(シングルビザ9000円/マルチビザ22000円)
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  • 以前タイで就労したことがある申請者は、以前の就労許可書の写し1部
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シングルビザとマルチビザどっちを取ればいいの?
\n現地採用の人がタイに来る際は、シングルビザを取得するのがスタンダードです。シングルビザとマルチビザは、入国が許可されている回数が異なります。シングルビザは、タイへの入国が1回のみ許可されており、発行から3ヶ月有効です。一方のマルチビザは、発行から1年間何回でも入国することができます。\nシングルビザを選ぶ理由は、労働許可が下りていない段階における滞在許可日数が90日であり、マルチビザの費用対効果が薄いためです。労働許可が下りた後タイ国内でマルチビザに切り替えることは可能ですので、初めはシングルビザにしておくのが良いでしょう。\n[/aside]\n

企業が郵送してくれるもの

\n企業が用意する書類は郵送しなければならないので時間がかかります。手元に書類が届くまでに10日程度は見ておきましょう。\n
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  • タイ側の事業提携者、会社からの英文招聘状原本
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  • タイ商務省発行の会社登記謄本コピー(6か月以内発行)
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  • 雇用契約書
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VISA申請が可能な主な大使館

\n利用者が多いのは、東京・大阪・名古屋の3つです。出国の2週間前までには、いずれかの大使館/領事館に行きBビザを申請するのが良いでしょう。東京と大阪に関しては、事前予約が必要です。春先(3~5月)は混雑するため予約が取りづらくなる可能性があります。行く日のの2週間前には予約しておくのが良いでしょう。\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n\n
大使館/領事館事前オンライン\n\n予約申請受付時間受領可能日時
在東京タイ王国大使館必要月-金\n\n09:30-11:30申請日の翌開館日\n\n14:00-15:00
タイ王国大阪総領事館必要月-金\n\n09:30-11:30申請日の翌開館日\n\n13:30-15:00
タイ王国名古屋名誉総領事館不要月-金\n\n09:00-12:00\n\n13:00-17:30申請日を含め4日後\n\n(土日祝日除く)\n\n09:00-12:00\n\n13:00-17:30\n\n 
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余裕を持った準備を!!

\n余裕を持って出国1ヶ月前位から書類を集め始め、2週間前までには申請を終わらせるのが良いでしょう。受領に時間がかかったり、万が一追加書類が求められたなどの不測の事態が起こる可能性もあります。\n\nビザの申請は、タイで働くために必要不可欠な準備のうちのひとつです。直前になって慌てることのないよう、しっかりと準備をしておきましょう!\n\n
\n\n本記事に記載されております情報は、2016年5月28日時点のものになります。VISAの必要書類や申請方法等変更される可能性もございますので、VISA取得の際には大使館/領事館HPよりご確認下さい。\n\n 

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