【タイで海外就職/転職活動】営業職向け、職務履歴書の書き方
タイで就職活動をするにあたって必要となる書類のうちの一つが「職務経歴書」です。しかし、何を書けばいいのか、どんな内容をアピールすればいいのかわからない方も多いのではないのでしょうか。本日は過去に営業経験のある方に向けて、職務経歴書の書き方をお伝えしたいと思います。
履歴書と職務経歴書の違いって?
履歴書は、学歴・職歴・資格など自分の身分を証明するための最低限の情報が載った書類であるのに対し、職務履歴書は、仕事の具体的な経験・実績・就業意欲をアピールするための書類です。そのため、職務経歴書をしっかりと書くことで、採用担当者に応募者のイメージを印象付けることができます。
営業経験者向け、職務履歴書の書き方
職務経歴書に記載すべき項目とその内容についてお伝えします。
日付・氏名・日時
記入日の日付と氏名を記入してください。
経歴
職務経歴の概要を記述し、昇進/社内異動/転勤など、会社内外の動きを明確にします。
職務要約
今までの期間にどのような経験をつんできたのか、どの分野のスペシャリストなのかを端的に記入しましょう。自己PRの役割もあるため、具体的な成功体験や営業手法も記入すると良いでしょう。
専門分野
後の職務経歴詳細の見出しのような意味合いの項目です。応募したい求人にあわせて書く内容は変更してください。例えば上のケースでは、業界が変わらないため得意先を記入しています。また、営業としての実績をアピールするために成功例も挙げています。
職務経歴詳細
成績や実績などを数字で表して下さい。特に以下の項目を記入すると良いでしょう。
※30歳以上の方は、特に業界のコネクション、成功実績、マネジメントなどを重点的に。
-仕事のミッション
-売り上げ実績/目標と達成率など年間予算
-受注案件の内容や単価
-営業スタイル(直販/代理店)
-顧客の概要
-マネジメント経験の詳細
-受賞経験(社長賞など)
志望動機
WEBサイトや会社案内などに記載されている内容を織り込むなど、志望企業ごとに内容を変えることによって自己PRと志望動機を効果的にアピールしていきましょう。(応募企業の業務内容を意識した内容にすると熱意が伝わります。)
退職理由に関しては、今の会社を辞めたいと思ったマイナスの理由より、応募した企業での業務内容をやりたいために転職をしたということを強調しましょう。
取得資格他
応募する職種に関係の無い資格は記述する必要はありません。
※転職した先で実現したい仕事をやる上で必要な資格にあらかじめチャレンジし、取得している場合は必ず記入しましょう
営業経験者が特に気をつけるべきポイント
採用企業が応募者に何を求めているか想像すること
応募したい企業の募集背景・求めているニーズ・社風を調べ、あなたのどのエピソード・強みを押し出すべきかを分析してください。「明るく元気なキャラクター」が評価される営業もあれば、「論理的なプレゼンテーション」が欠かせない営業もある。可能な限り情報収集を通じて、相手が何を求めているのかイメージし、自分を売り込む文言を入れることが大切です。
A4用紙1～2枚、多くても3枚がベター
記載する量については、経験が少ない若手は多少膨らませて、経験のある方は長くならないよう、簡潔にしましょう。経歴すべてを網羅する必要はなく、売りこむポイントを中心に書くとが大切です。
年代別、参考にすべき職務経歴書サンプル
20代までの営業職の方
下記から職務経歴書のサンプルをダウンロードできます。
職務経歴書サンプル（Wordファイル：53KB）採用者は何を見ている?
採用担当者は「営業経験者としての実績(数字)」に注目しています。そのため、営業としての実績を具体的に記載しましょう。また、20代であれば異なる業界であったとしても成功体験は評価対象になります。異業種への転職を希望する場合は、これまでの営業経験と転職希望先の営業における共通点をなるべく具体的に記述し、自分の経験や強みが活かせることをアピールする工夫が必要です。
専門分野を持つ30代以上の営業職の方
職務経歴書サンプル（Wordファイル：69KB）採用担当者は「即戦力としての人脈と実績、マネジメント能力」に注目しています。
専門分野での強み・営業スタイルが採用担当者がイメージできるように、職歴を具体的に記載するだけでなく、管理能力やマネジメント経験のアピールもできると良いでしょう。
今後、営業だけでなく他の経歴の職務履歴書の書き方についても記事をアップしていきます。
乞うご期待ください。
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