海外で働くとは。働く人から見たリアル
タイで働く!それ以前に海外で働くとはどんなことなのか。
もしかしたらまだまだイメージのわかない方もいらっしゃると思います。
世界にはたくさんの海外で働いている日本人がいますが、
海外で働くという言葉で、
勘違いしている方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方に、タイで働く以前に今回は
海外で働くことのリアルをお伝えいたします。
海外で働く=ALL英語で働くではない
これが一番抜けがちで、重要な前提的な考えです。
日本人が海外で働く場合の手段は大きく分けると2種類あります。
専門性を持ち、英語(その国の言語)を使って仕事をする。
日本人というの価値を使わずに、専門スキルの高さで外国人と戦っていくことになります。
そもそも英語か他の言語がビジネスレベルで話せる必要があり、多くの日本人の方にとっては
敷居の高いエリアになりますし、競争相手も増えることとなります。
専門性、スキル、結果がない場合は、会社から突如解雇を宣言される場合が多々あります。
「日本人がいないと困る所」で日本人の取り次ぎ役として仕事をする。
具体的にはどういうことか。採用する企業側から見るとわかります。
外国の企業が何故日本人を採用するのでしょうか。
それは、以下の理由からです。
- 1.日本の独特のビジネス文化(接待、挨拶など)
- 2.日系企業の管理職以上の人間は外国語が不得意
1.日本の独特のビジネス文化(接待、挨拶など)
日本のビジネス文化は独特の文化です。
日本だけでなく、韓国、中国、インド、その他の国でも各国々によって異なる文化があるように、
ビジネス上も独自の文化を展開しています。その文化へすぐに浸透できるのはその国で育った
人間が一番柔軟に対応できると考えられているため、日本のビジネス文化に対しては、日本人が
対応するのがもっとも効率が良いため、採用理由の1つとなっています。
2.日系企業の管理職以上の人間は外国語が不得意
顧客が日本人であるのであれば日本語で伝えるのが一番効率が良いです。
他の言語でも説明などは可能ではありますが、ミスコミュニケーションを減らすことができたり、
理解が早くなるため、より時間を短縮させ生産性を上げることができます。
また、他の言語は話せないといった方々もいらっしゃるため、日本語で対応をすることが求められます。
海外で働いている人からしたら当たり前かもしれませんが、
行ったことがない方にとっては衝撃的な話かもしれません。
海外で働くのに英語をバリバリ使い、海外化していくというわけではなく、
日本語を使いながら、むしろ日本の商習慣を浸透化していくことが多いこともあります。
これらがみなさまが更に海外で働くことに対してイメージを膨らませるきっかけになればと思います。
日本人であることを自分のメリットとして、より楽しく上手に転職を進めましょう!!