【タイ就職転職】タイと日本の年齢感覚の違いとは


Posted on Mar 30, 2016



日本とタイ、もちろんこの2つの国だけでなく、他の国との間には違いがたくさんあります。いろんな違いがあって当たり前ですが、
その一つの違いが更に別の違いを生み出して、その結果同じヒトに対しても何を感じるか、どう思うのかも全く変わってくることが多々あります。


日本と違う、タイの年齢感覚とは


日本では65歳まで働くことが一般的だと言われていますが、海外に行けば、その考え方も海外に合わせる必要性があるかもしれません。日本は様々なニュースで言われているとおり、長寿国家で少子高齢化が進んでおります。そんな中で、日本であれば65歳の人でもまだまだ現役で活躍されている方がたくさんいらっしゃいますが、海外には50歳の方でさえも、仕事をやめて退職後の生活を始める、と言った方もいます。こうなってくると、日本人の方のタイ就職にも少し支障が出ることもあります。

その理由はこちら。

 

タイ人が人事担当の場合、タイ人の定年イメージを前提に話を進める?!


タイにももちろん、賃金とポジションに対して年齢の要素が関わってきます。例えば、歳下のマネージャーの下に配属されたり、給与が年下の人よりやすいなどデリケートな問題ですので、やはり企業側、人事もその辺りをしっかり考えて採用します。これとタイ人が50-55歳くらいで退職されることを考えて、日本ではバリバリ働ける年齢の方であっても採用されるのが難しくなります。

そして、これに対する影響はもう一つあります。

年齢に対する考えの違いは50歳代の方だけにではなく、40代の方にも影響がある


新しく採用したい、と考える企業側ももちろん採用計画がありますし、できるだけ長い間働ける人材に企業にいてもらいたいと考えるのが一般的です。その計画をたてる際も、タイ人の考える年齢で計画をします。

50歳で定年、また企業からしたら最低でも5年位は働ける人がほしいと考えると、40歳、45歳の方の採用でさえも、残りのキャリアが短く、あまり雇いたくない、という結論に至ることがあるようです。いや私は60まで働ける!と意気込んでアピールしていただくともしかしたら、それを見越した採用をしてくれる可能性もありますが、やはり他の社員との関係性なども踏まえ、あまり想定に入れにくい、というのが採用側の印象なのかもしれません。もしかすると10年後にタイ人の考え方も変わる可能性もありますが、企業担当者としてやはり想定しにくいと思われます。

そうは言っても就職できる可能性はもちろんある


実際に、Adeccoで採用が決まった方の中には30代、20代の方が多く、40歳以降の方はなかなか決まりにくい傾向がありますが、このルールがすべての企業に当てはまるわけではなく、60代の方でも新しい職を見つけて働いている方もいらっしゃいますのでご安心下さい。実際に、採用担当者が日本人の場合は年齢は気にされませんし、求人票が50歳までとなっていても、それ以上の年齢で採用が決まった方もいらっしゃいます。

求人票に書いてあることだけが正しいわけではない場合が多くありますので、少しでも可能性がある、と思ったものはどんどん応募していけば可能性はぐんと広がります。他の会社で無理かも…と言われてしまった方でも、是非一度弊社コンサルタントへお声掛け下さい!

Adeccoでは年齢性別国籍にかかわらず、タイで働きたいと考えている方の転職をサポートさせていただいておりますので、どんな方でもお声かけいただければ誠実にお答えさせていただきます!

お問い合わせはアデコの登録フォームからどうぞ!

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